3年 MF 中井 択海
入学してから今に至るまでを振り返ると、とても濃いものだった。
4月中に3度捻挫をして、球蹴男児リーグの開幕に間に合うかギリギリだったけど何とか間に合った。ただ、個人の成績は全く点に絡めず1ゴールと先が心配なスタートだった。特にルーテル戦の時に交代させられたあと青山先生の話を聞かず無視してしまったことは鮮明に覚えている。一時期、田中君と「サッカー部辞めたい、、けど辞めたら学校も辞めなん」という会話を何度したことか、今思えば1年の時はたくさん迷惑をかけたなと思う。
12月頃からは2ndで活動するようになり、1年の時に比べるとプレーの質が少し上がり成長を感じた。広島合宿では1度も負けず、その後の佐賀合宿でもほぼ勝って終わり、練習試合でも結構勝っていてとても楽しかったので、たまにあの時の2ndに戻りたいと思う時もある。2年生の間は2ndで活動しながらもTOPの試合に出させてもらったり、たまに納得のいかないようなこともあったけど良い経験になり財産になった。
3年になってからは、一つ一つの行事や大会への気持ちが格段に上がった。新人戦ではベスト8で負けてしまい悔しかったが、途中出場で大津相手にアシストをすることが出来、自信に繋がった。総体前に行った運動会ではみんなの気持ちがより高まりとても良かった。
総体はベスト4で悔しい結果になったが、ベスト8の壁を破れたのはチームの自信になったと思う。個人としてはアシストもし、しっかり走りきれて久しく公式戦でPKを蹴っていなかったので緊張したけど決めれて良かった。
そして、引退する人もいて寂しい気持ちもありつつ、でも切り替えて選手権に向けてスタートをきった。ただ、夏休み前に骨折したりコロナで対外試合が制限されたりと思ったようにもいかず、紅白戦では戦犯さんになったりと良いスタートはきれなかった。
でも、気持ちは選手権に向けて少しずつ上がっていた。そして今、もうすぐ選手権が開幕するという中で怪我人が多く不安もあるが、残りの期間でさらに成長し自分がやれる最大限のパフォーマンスを発揮してチームの勝利に貢献したい。
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